こんな症状も“血液ドロドロ”のせいかも!?


・疲れやすい、疲れがとれない
・寝付きが悪い、よく眠れない
・胃が重たい、消化が悪い
・肩こり、腰痛がひどい
・手足の冷えがひどい
・生理痛、生理不順
・肌荒れ、抜け毛
さぁ、あなたとは無縁の症状ですか?
どうして、血液はサラサラだと良く、ドロドロだと悪いの?


なんとなく身体がダルイ、体調がすぐれない、頭がさえない。病院で検査するまでもない、またはすでに検査しても、なんにも原因がないといわれているこうした症状。もしかしたら血液の流れが滞っていることが原因かもしれません。
なぜなら、血液は体を作っているすべての細胞に酸素と栄養を送り届け、同時に不要となった二酸化炭素と老廃物を受け取る仕事をしてくれているもの。
こうした血液の働きがあるから細胞は新しく生まれ変わることができます。そして、疲労が回復し、みずみずしい素肌と働きの良い臓器が実現するのです。このような血のめぐりを専門用語で血液循環といいます。健康にとっては、この血液循環が何よりもまず大切なのです。
血液は地球を2周半もしてしまう長さ


心臓から送り出された血液は動脈を経て、枝分かれして無数の毛細血管を通って、体のすみずみまで行き渡ります。そして、ふたたび数本ずつ集まって太くなった毛細血管を経て、最終的には静脈を通って心臓へと帰ってきます。
こうした血液循環を支えている血管をすべてつなぎ合わせると、約10万キロメートル。地球を2周半してしまう距離なのです。そこに、心臓から毎分約5リットルの血液が送りだされ、1分間で体を1周して心臓へと戻ってきます。こうして、私たちの体を構成している60兆個の細胞に酸素と栄養分が供給されているのです。
こんな大仕事をしている毛細血管ですが、直径は平均6マイクロメートル。
髪の毛の14分の1の細さ。これだけ細い血管なので、血液がドロドロになってしまうと、すぐに流れが悪くなってしまうのです。
血液循環のカギは酸素の運び屋、赤血球


「血液」というと、液体として認識しがちですが、実際はコンデンスミルクと同じくらいの濃度。そう、血液はもともとドロドロしているのです。でも、どうして流れ方にサラサラとドロドロがあるのでしょう。その秘密は、赤血球にあります。
血液の細胞成分の大部分を占める赤血球の直径は約8マイクロメートル。実は、6マイクロメートルの毛細血管よりも大きいのです。このままでは、血管を流れることができないので、赤血球には液体のようにふるまえる「変形能」という性質があります。この性質があるため、酸素を運ぶたいせつな役目を担った赤血球が、体のすみずみまで行き渡るのです。
血液ドロドロ化の原因のひとつは、この赤血球の変形能がうまく機能しなくなることがあげられます。
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血液ドロドロの3つの原因
1)赤血球がうまく変形しなくなる
糖尿病などで血液中の糖分が過剰となったり、悪玉コレステロールが増えたりすると、赤血球の変形能力が低下してしまいます。
2)白血球がくっつきやすくなる
ストレスなどの要因によって、白血球の粘着性が高まり、血液が流れにくくなってししまいます。
3)血小板が固まりやすくなる
過度のアルコール摂取や糖分のとりすぎなどが、血小板の凝集性や粘着性を高めてしまいます。
目で見てわかる血液のサラサラ・ドロドロ


これまで医学の世界では、毛細血管のなかを流れる様子を目で見ることができませんでした。ところが、サラサラ博士でおなじみの菊池佑二先生が代表を務める「ヘモオロジー研究所」が開発した「MC-FAN」という検査機では、毛細血管と同じ細さの通路をシリコンで作成することによって、血液細胞の流れを目で見て計測できるようになりました。
一定量の血液が、この毛細血管モデルを通過する時間が短いほど、血液は流れやすい"サラサラ状態"ということがわかるようになっています。
上の「サラサラ血液」の写真では、なんの滞りなく血液が流れているのがわかります。赤血球は変形してハイスピードで流れているので、赤血球の通過は目に見えず流線型だけが残ります。丸い形が確認できるのは白血球ですが、白血球も大きく変形して、毛細血管モデルを通過しています。
それに対し、真ん中の「ドロドロ血液」では、粘着性が高くなった白血球が通路をふさぎ、流れを悪くしてしまっているのがわかります。
さらに、いちばん下の写真では、群れてかたまった血小板に白血球と赤血球がからまり、通路がふさがれています。
左側は流れが完全に止まってしまっている状態です。まだふさがっていない右の通路を、かろうじて赤血球が集中して流れているのがよくわかります。
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